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素朴な感性

CHNのSNS市場

日本企業が中国でSNSマーケティングをするにあたっての市場調査的なことをした。

メモ程度のものだけど、一応投稿してみる。

 

中国のSNSはWeiboとWeChatが二大巨頭で、決済や予約などの機能も搭載されていて、社会インフラになりつつある。(WeChatは老若男女利用している)

中国では食品汚染問題などによって企業や政府の信頼があまりないため、BtoBやCtoBよりも、口コミや紹介などのCtoCの方が信頼を得やすい。

したがって、SNSでのインフルエンサーマーケティングは成功する可能性もあるが、企業絡みとわかってしまえば信頼を失う可能性もある。(日本の企業とのタイアップと明示すれば大丈夫そう。)

 

インフルエンサーマーケティングを行う場合、Weiboの方が拡散力に長けている。なぜなら、Weiboの広告支援サービスである、WEIQがあるから。


WEIQは企業からの一方的な広告ではなく、KOL(key opinion leader=インフルエンサー)への信頼感やKOLとユーザーの信頼関係をベースに配信しているため、受け入れられやすい。

 

CtoCのEC市場ではタオバオが一強。4億人が利用している。

 

ソーシャルバイヤーの存在

 

ソーシャルバイヤーとは、中国国内の消費者のニーズに応えるべく、海外の商品を代理で購入し、販売するビジネスモデル。購入手数料を儲けとする。

 

ソーシャルバイヤーのパターンは、大きく分けて2つ。

 

1つ目は特定の消費者の希望商品を業者が代理で購入するパターン。
手順としては、まず業者が中国国内で代理購入希望者を集める。そこで希望購入商品をヒアリングして、業者が訪日して代理で購入。

 

2つ目は転売するパターン。手順としては、まず業者が訪日して、医薬品や化粧品などの売れ筋商品を爆買いする。その後中国国内のオークションサイトなどで転売。

 

ソーシャルバイヤーの市場規模は19兆円で年々成長している。


主な利用層は子持ちの既婚者(富裕層)で7、8割を占める。
⇨子供に安全で高品質なものを与えたいという思いから、海外(日本など)の製品を好み、バイヤーに代講してもらうらしい。

 

ざっくり。

中国でSNSマーケティングを行う場合、WEIQの拡散力が強みであるWeiboを利用するのがベター。
また、中国の国民性的にも、企業などよりも個人の口コミを信用する傾向にあるから、企業が一方的に広告を出す形式でない上記は強みになる。

 

まとまってないけど、なんとなく面白かったので投稿してみました。

 

読んでくれて、ありがとナス!